大阪支店
サービス一覧はこちら
|
不動産の達人
株式会社 さくら事務所
大阪支店 |
| | フリーダイヤル 0120-390-593 |
→ 会社情報はこちら
|
|
 |
 |
 |
 |
大阪支店メールマガジン 〜ズバリ言うわよ!関西住宅裏話〜 |
|
|
|
 |
■担当コンサルタント
 |
80 鏡餅 |
河西 |
|
 |
お正月の風物詩一番手ですが、最近は風情に乏しくなりました。
どこが?と言うと、お餅をくるんだラッピングです。
鏡開きの後でお雑煮に入れることを考えると、 硬くならないのでビニルで包んであるほうがいいのでしょうけれど、 年の初めから風趣を無視して、それでいいのか?
ひび割れができてもいいじゃないか。 カビが生えたら削り落とせばいいじゃないか。 ゴツゴツした触感のお雑煮から、季節の節目を味わおうじゃないか。
ラップされた鏡餅に向かって、つい叫びたくなってしまいます。
お餅のひび割れは表面が乾燥することで発生します。 中に含まれた水分が徐々になくなって、外側が縮んでいく一方で、 乾きにくい内側では収縮が進まないという内外の差が、ひびとなって現れます。
コンクリートにできるひび割れも大半が同じ原理です。 松の内にカラカラになる鏡餅に対して、 乾燥にかかる時間が数ヶ月から数年にわたるのが大きな違いと言えるでしょう。
割れ目に包丁を入れて鏡開きをした経験のある方なら、 「えっ!じゃあコンクリートのひび割れから壊れてしまうのじゃあないのか?」 と感じるかもしれません。
鋭い直感ですが、餅屋よりも建築技術のほうが強度については餅屋です。 (なんのこっちゃ?)
強〜くみえるコンクリートですが、実はもともと半人前の力しかないのです。 ものに働く力は方向によって違いがあり、引っ張られる場合と押しつぶされる 場合とで、それぞれ強弱が変わってしまいます。
コンクリートは押されるときの圧縮力に対しては強い抵抗力を備えますが、 引張力に対しては十分の一程度のものしか持っていません。
では引っ張りに対しては何が頑張っているのか? それはコンクリートの中に埋め込まれたもの、 すなわち鉄筋が引張抵抗を担っているのです。
細い鉄とコンクリート、それぞれ半人前の材料が組み合わさって、 鉄筋コンクリートという強固な構造を生み出した、 先人の知恵には本当に驚かされますね。
え?餅にスルメを入れてひび割れを防ぎたいって?
そんなお雑煮は食べたくないなぁ…
|
 |
|