大阪支店
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不動産の達人
株式会社 さくら事務所
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大阪支店メールマガジン 〜ズバリ言うわよ!関西住宅裏話〜 |
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■担当コンサルタント
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60 幽霊電車がやって来る |
河西 |
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少年は友達から聞いた話が忘れられませんでした。
あの世へ行く電車がある。 深夜に静かにやって来る。 乗ったら二度とは戻れない。
そんな電車があるものか! 作り話に決まってる! 少年は自分に言い聞かせました。
でも忘れることができません。 怖くてなかなか眠れません。 電車よ来るなと祈ります。
そんな日々が続くうちに夏休みになりました。 少年はディズ○ーランドに行くことになりました。 その日がとても楽しみで、 いつしか幽霊電車のことは忘れてしまいました。
とうとう、その日がやって来ました。 ただ残念なことに、ホテルが近くで取れなかったのです。 前日に少年が降りた駅には“茅場町”と書かれていました。
いよいよ明日は夢のお城です。 少年は少しでも早く寝ようとベッドに入り込みました。 でも興奮でなかなか寝付けませんでした。
ようやく眠気がやってきて、ウトウトし始めたその時です。 「ゴォォォォォー」と遠くで音が聞こえます。 「ガタコン、ガタコン・・・」と加速する音が聞こえます。
(電車?) 少年はあわてて窓の外を見ましたが、 もちろん電車なんか走ってはいません。 すこし怖くなったのですが、再びベッドにもぐり込みました。
コックリ、コックリしてきたその瞬間、 「ゴォォォォォー」
(幽霊電車だ!) 少年は飛び起きて、外へ走り出しました。
すでに深夜になっていたので、誰も外にはいません。 近くに明かりのついたビルがありました。 看板を見ると「不思議の達人」と書いてあります。
少年は思わず中へ逃げ込みました。 部屋にいた男に助けを求め、 さっき起きた話を息を切らせながら話したのです。
男はボソッとつぶやきました。 「それはジバンだな…」
少年がはじめて耳にする言葉です。 珍しい妖怪の名前なのでしょうか?
男はさらに続けます。 「チカテツのシンドウがキソからジバンに伝わり、 同じジバンで支持しているホテルに伝わったのだよ。 フッ、フッ、フッ、フッ…」
少年は知らなかったのです。 目の前にいる男が 「不動産の達人」であることを…。
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