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印南 和行 上田 剛史 榎本 和裕
印南 和行 河西 茂行 中村 晃子 上田 剛史 榎本 和裕


47 怪傑・蜘蛛男 巻の三 河西

このようなタイトルの映画が、巷では上映されているようです。

CMで映し出されるシーンを見ると、
超高層ビルの間を赤い男がヒュ〜ンと横切る姿が格好良く、
自分もあんな能力が欲しいなぁと、つい憧れてしまいます。

かつては都心オフィスビルの専売特許だった超高層ビルですが、
最近では関西でもタワー型マンションが次々と竣工し、
また新たな計画が次々とリリースされています。

細長い姿から受ける印象は、大半の人とすれば、
「地震が来ると倒れやすそう…」
といったところではないでしょうか?

ここが振動力学の不思議なところなのですが、
ノッポ故に倒れにくくなっています。

同じ地震を受けていても、実は建物によって揺れ方は違っていて、
小刻みに震えるものもあれば、ユックリ大きく揺れるものもあり、
超高層建築物では長い周期の揺れとなって、
建物にかかる力も大きくなりにくいという特徴があす。

ただし倒れにくいからと言って、直ちに安全とは限りません。
室内の揺れはやはり大きいものになりますから、
中は人も家具もshakeされて非常に危険な状態になる可能性が
一方で残っていることになります。

このような地震時の欠点を補うために、
タワー型マンションには揺れをコントロールする仕組みとして、
いろいろなものが採り入れられており、
免震機構や制振機構はその代表的なものです。

これらのシステムの多くでは、地震エネルギーを吸収する部材に
復元性の高いものが使われており、
大地震の後でも軽微な補修のみで済ませることが
大いに期待できるものになっています。

もっとも、いざというときには心強いとはいうものの、
普段の生活ではエレベーターの待ち時間が思いの外長かったり、
バルコニーの風が強くて使いづらかったりするかもしれず、
必ずしも良いことずくめでないか、気をつける必要はあります。

それにしてもかの蜘蛛男、飛び移って行く先が
カーテンウォールのビルばかりなのは何故でしょうか?

もしものことを考えると
バルコニーがあるビルのほうが安全だと思うのですが、
やはり管理規約に配慮して、無断立ち入りを避けているのでしょうね…。





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