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印南 和行 上田 剛史 榎本 和裕
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34 疾病型保険 上田

銀行で住宅ローンの借入を行う際には、「団体信用生命保険」という保険があります。
当保険の内容としては、債務者(借主)が死亡した場合に、住宅ローン残債が保険にて支払われるというものです。
団体信用生命保険は、一般的に銀行で借入を行う際には加入しなければならず(住宅金融公庫では任意加入)もし加入ができない場合には、融資を受けることはできません。
年間の保険料については、通常は銀行金利に含まれています。
このシステムは住宅ローンという大きな債務を組む購入者にとっては一つの安心材料となっています。

最近では、団体信用生命保険の他にオプションとして、癌や心筋梗塞・脳卒中などになった場合に適用される疾病型保険があり、人気を集めているようです。
確かに死亡以外でも、債務者が働けない状態に陥ることにより、今までの収入が得られず、住宅ローンの支払いが困難になることもあります。
ですから疾病型保険の出現によって、これから住宅ローンを組もうとしている購入者にとっては、更なる安心をもたらす商品となっているようです。

しかし、この疾病型保険を選ぶ際には多少注意をしなければならない問題があります。
例えば、「癌になったら全額保険が適用されます」という表現であっても、銀行によって多少扱いが異なり、癌と告知された時点で保険が適用され、住宅ローンが即座に全額返済される商品と、とりあえず癌により働けない期間の住宅ローンを保険で賄い、一年以上働けない期間が経過して始めて、住宅ローンが保険で全額返済されるというシステムになっているものもあります。
もし癌になって一年以内に完治した場合、前述の保険であればローンは全額なくなりますが、後述の保険であれば完治した時点からまた継続してローンが始まることになります。

このように、ほんの少しの商品特性の違いで、思わぬ結果を招くことにもなり兼ねませんので、住宅ローンを組む際には、金利や融資条件だけに捉われるのではなく、保険などの内容もしっかりと把握されることをお勧めします。







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