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■担当コンサルタント
印南 和行 上田 剛史 榎本 和裕
印南 和行 河西 茂行 中村 晃子 上田 剛史 榎本 和裕


33 プラン変更の確認点 中村

新しい住まいを検討する中で、理想のイメージに近づけたいと考えたとき、現在の間取りでは、物足りなくなることがあります。
それぞれの生活スタイルに合わせた住まいを作る視点から、その答えとして、新築の場合なら設計変更やオプション工事で間取りの変更を行ったり、中古物件の場合にはリフォーム工事を検討される人も多いでしょう。
思い通りの間取りで新しい生活をイメージすることは、とても楽しいもの。
早く実物の中で新しい生活をスタートさせたいと、気持ちも弾んできますね。

せっかくの設計変更や、リフォーム工事。
検討される際にもうひとつ、ポイントがあります。

「イメージどおりに使える状態ですか?」
間取りが万全なら何も問題はないはず、と考える方も多いと思いますが、実際の生活で使用する電気やガス・水道といった設備系統について、しっかりチェックすることが重要です。

引越しも終わり、生活が始まったあと、
「パソコン使用を想定した位置に、コンセントやLANなどのインターネットが使用できる配線がなかった。」
「掃除機用コンセントがなかったため、延長コードを使うはめに・・」
「部屋の入口付近にスイッチがないため、夜は壁伝いにスイッチを探すことに・・」
などの状態があると、気持ちの上でもつらいもの。
コンセントに限らず、現在使用していたガスファンヒーターが使えなかったとか、お庭の散水栓がなくなっていた・・など、思っていたことと違う結果になっていた なんてことがあります。

設備は「あって当然!」と感じる部分だけに、毎日の暮らしに密接な影響があります。
それだけに、思いもよらない不便さを感じると、ショックもまた大きいものです。

では、どうして、このような結果になってしまったのでしょう。

●最初から、検討していなかった。
間取り図だけなど少ない情報で工事を行ったとき、工事の進行にしたがって
職人さんが適当に配線や器具の取り付けを行った。
これは、一戸建ての住宅やリフォーム工事などで比較的多くみられる状況です。
●工事途中の設計変更
物件の工事が始まった後に、間取り変更や扉位置の変更などを行ったが、同時に設備の検討をしないまま、造作工事が先行し、当初の位置に設備が取り付かなくなってしまった。
これは、一戸建てに限らず、マンションでもメニュープランなどの間取り変更を行ったときにみられる状況です。

また、「ここにあって当然」の意識に、住まい手と作り手の間で大きな差があったことも考えられます。
「ここにコンセントが付いて当然でしょ?」と、質問したところで、「ここには想定していませんでした。」などの答えが返ってくると、せっかくのわが家も色あせて見えてしまいます。

また、仕上がった状態から設備器具の増設や移設を行うことは、工事も難しく、その分余計にコストがかかることが考えられます。
場合によっては、現状以外に解決策がない、なんてことも。

いずれの場合も、最終に仕上がった状態を、計画した段階であらかじめ想定し、具体的な打合せや確認の下に、工事が進められなかったことが大きな要因といえるでしょう。
住む人が、仕上がった状態で、どのような使い方、暮らし方を望んでいるのか。
その具体的な希望を、打合せや確認で、担当者にしっかり伝えること。
また、その内容を反映した打合せ記録や、図面化した資料を提出してもらうこと。
こうしたやり取りの中で、トラブルの多くは避けられることでしょう。

こういった設備環境を整えておくことは、理想の間取りとともに、普段の生活の快適さを決定付ける大きな要因でもあります。
お住まいを検討されるときには、こちらの確認も、お忘れなく。










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