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不動産の達人 株式会社 さくら事務所 大阪支店
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大阪支店メールマガジン 〜ズバリ言うわよ!関西住宅裏話〜 |
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■担当コンサルタント
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2 マンション内の隠れた格差 |
河西 |
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もし自分と同じマンションの中に友人ができて相手の部屋を訪れたときに、向こうの方が広々としていたり、明るい空間だったりすると、たとえ予想はしていても、気分はブルーになりがちです。
しかし広さや日当たりの方角は、購入時にあらかじめ分っていることですし、価格にも反映されているものなので、差が出てしまうのは仕方がないと、自分を納得させている人がほとんどだろうと思います。
ところが同じだと信じていたものに格差があると知ればどうでしょうか? それが身の安全や財産に関わるものであれば簡単に納得できるでしょうか?
阪神淡路大震災では一つのマンションでありながら、ある部分は致命的な打撃を受け、ある部分はほぼ無傷で済んだというような、住戸間で大きな差が出る事態が発生しました。 復旧に要する費用は膨大であり、その負担は全員でなさねばなりません。 被害の差は不公平感を生み出し、合意形成の大きな障害になりました。
建物の構造設計は、挙動が一体的なものごとになされています。
たとえば2棟をL型に配置してエキスパンション・ジョイントで繋いだものは、地震を受けた際にそれぞれ異なった揺れを受けることになるので、倒壊はしなくとも損傷状態が大きく違ったものになることがあります。
また同じ方向に並んで配置した場合でも、面積や高さなどの形状が違えば、耐震性能は異なったものになることがありますが、個別に耐震設計を行う現状では、法規制上は何ら問題なく建つことになります。
異なる性能をもつものを一つの建物として販売することは、やはり好ましい姿とは思えません。
分譲マンションは一種の運命共同体であり、その維持管理は復旧も含めて全員で行うものです。 各自の負担に不公平感が生じる事態はできる限り避けねばなりません。
耐震設計上で別棟のものを1棟の建物とする場合、単に個々の耐力が基準を満たすだけではなく、互いの構造特性を差の小さいものとして計画することが望まれます。
分譲マンションは多数の区分所有者の運命共同体です。 1オーナーの建物とは意思決定のシステムがまったく別物になります。 同じ考え方での耐震設計では、見えない格差をつくり出すかも知れません。
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