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不動産の達人 株式会社 さくら事務所 大阪支店
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問題です。
新築マンションの内覧会って、何をする日でしょう?
「マンションの使用説明を受けたり、ちゃんと出来上がっているかどうかを色々とチェックする日ですよね?」
ズバリ!正解です。
でも、その色々って具体的にどんなこと?
それに、その色々は何故調べるの?
入居後のアフターサービスでもいいのでは?
そんな素朴な疑問を解明すべく、
さくら事務所大阪支店の “ちょい不良オヤジ” こと榎本さんの
「新築マンション内覧会立会い」に同行して参りました。
●入居後の売主点検時に指摘すればいいのではないですか?
内覧会の時点で不具合を見つけるのは難しいですか?
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そうだね、内覧会当日に冷静にチェックするのは難しいかもしれないね。
やっぱりマイホームの夢が実現すると、誰だって嬉しいもの。
家具の置き場所を確認したり、カーテンのサイズを測ったりと生活後の準備に終始してしまう人が多いようだよ。 |
やっぱりフツーは、住んでみないと不具合等は分からないですよ。
それに売主による点検が入居6ヵ月後・1年後・2年後にあるので、そのときに直してもらえばいいのではないですか?
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確かに点検時に指摘すれば直してもらえるよ。
ただ内覧会時に指摘して引渡しまでに直してもらうのと比べると、色々と問題があるんだ。 |
それって責任の所在を追求されるってことですよね?
キズや汚れについては直してもらえないと聞きましたが・・・
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もちろん、それもあるよ。
他にも懸念されることとして、不具合によっては1日で直らないことも考えられるよね。
例えば『工事は1週間かかります』と言われた場合、もし平日にお仕事をしている家庭だったら週末だけの工事になってしまう。
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ひゃー下手をすると1週間で済む工事が半年かかってしまうのですね。
その間ずっと中途半端な不具合を抱えながら生活しなければならないんだ・・・
他にも内覧会で不具合を見つけるメリットってありますか?
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大きな不具合があった場合、売主の対応が引き渡し前と後では違ってくる可能性が高いんだ。
売主は残金決済前だと、早く引渡しを済ませてお金が欲しいよね。
だから積極的に問題を解決しようと努力するのだけど、もうお金を貰っていて入居している場合だと、残念だけど話し合いが前へ進まないケースが多いんだ。 |
そうなると現金主義ってカンジで、アフターサービスとは言えないですね。
大きな不具合が潜んでいる可能性もあるし、やはり内覧会の時点でしっかりチェックしておかないと、何かあったときに大変なことになってしまいますね。
●内覧会ではどのようなチェックをするのですか?
お部屋の中に入ると、まずは依頼者ご夫婦に調査の概要を説明します。
「何を使って、どのようにチェックするのか」が最初に分かれば、安心できますね。
説明を終えると早速チェックにかかる榎本さん。
最初に壁の垂直・床と天井の水平をオートレーザーを使って確認し始めます。

早速私の頭に「?」の文字が。
床が傾いていたら家具が倒れたりして大変なのは分かるけど、どうして壁や天井までチェックしないといけないんですか?
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壁が傾いていたら家具を置いたときにナナメの隙間が出来てしまって見た目が良くないよね。
それに天井が傾いている場合、もしかしたら下地がキッチリ固定されてない恐れがあるんだよ。もしそうだったら、物を吊った時に天井が落ちてきちゃうでしょ。 |
なるほど!水平垂直をチェックすることにより、
その原因がもたらす不具合まで確認をしてるんですね〜
次に給気口のカバーをはずし、おもむろにキッチンへ・・・
アレ?アレ?榎本さん、給気口のチェック途中ですけど? と思いながら付いていくと レンジフードの換気扇スイッチをONに。
そうすると、何と閉まっていた給気口が自動的に開いていきます!スゴイ!スゴイ!
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これはね、閉めきった室内で換気を行うと外の気圧と比べて、室内が負圧になるから自動的に給気口が開くというシステムになっているんだよ。
ここではちゃんと給気口が開くかどうかのチェックと共に、サッシが音鳴りしないかもチェックしてるんだよ。 |
へぇ〜、こういったチェックは理解してないと無理だなぁ。さすがは達人!
そして施工会社さんが開けてくれた点検口をチェックします。
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| 下も |
正面も |
上も
(あっ抜けない・・・なんちゃって) |
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これは配管に遮音対策がされているかどうかを確認してるんだよ。 |
これ↓が点検口の中なんですが、パッと見て遮音対策されているかどうか分かりますか?
フツー分かんないですよね。
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まぁね、遮音対策方法は物件によって色々あるからね。
今回は配管にグラスウールと防音シートを巻いた方法をとってるけど、プラスターボードを2重張りしてるケースもあるんだよ。 |
そっかぁ「パイプスペースの遮音対策を確認しましょう」と言われても、その遮音対策がどんな仕様なのかを知った上で見ないと、判断が難しいですね。
続いて洗面所で水漏れのチェックです。
水を満杯にし、溢れ出ないかどうかを確認します。
そして水を抜くと同時に床下点検口から水漏れしないかチェックします。
ふむふむ、これなら私でも出来そう!
そのまま浴室へ移動し、天井点検口の中をチェックします。
果たして何を見ているんでしょうか? 中はこんなカンジです ↓
はて、これを見ても「こんなもんなのかぁ」ぐらいしか正直分かんないですよね。
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今回の場合は、躯体の状態が見れるのはここだけだからコンクリートの状態や、外壁側の断熱材(薄緑色の泡々なやつ)の状態を見たりするんだよ。
あとは吊り下げられてる換気扇の固定具合や、ダクトがちゃんと繋がっているかとかだね。
ここは確認できることがたくさんある場所なんだよ。 |
パッと見て何を確認すればいいのか一番分かんない場所だったんですが・・・
確認ポイントが一番多いトコなんですね!
もし断熱材が施工されていなかったとしても、使用されることを知っていなければ指摘できないし、パッと見てよく分かんないものばっかりだと考えることをやめて「まぁいっか」となってしまいませんか?
でもそのまま放っておくと、いつまで経っても寒い浴室になってしまいますね (><)
こうして各室を全てチェックし終わった後に、依頼者の方に指摘項目を説明します。
ここで、またまた「?」です。
色々とチェックして出てきた指摘項目。
果たして再内覧会時にキチンと直っているのか?
それってまた判断が難しいんじゃないですか?
再内覧会立会いも達人に頼んだ方がいいってことですか?
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指摘項目の説明をする時に、再内覧会時での確認方法も一緒に説明するから大丈夫。
口答での説明もするけどリポートにも書いておくから、よっぽど大きな補修項目でなければ、自分達でも簡単に確認できると思うよ。 |
それだったら再内覧会でも安心ですね!
キチンと補修されていることを自分達で確認できたら、納得して引渡しを受けれますね。
今回の物件は工事・清掃も全て終了しており、大きな修繕が伴うような指摘項目もなく、とても良い内覧会でした。Mさま、長時間お疲れ様でした!
今回同行してみて気付いたことは、プロでないと
「疑問に思うことが、通常の状態なのか・補修すべき状態なのか判断が難しい」
ということ。
こうした疑問を売主や施工会社に訊ねても、そこには利害関係が存在するので、適切な答えなのかどうか判断しかねてしまいます。
このような時に、利害関係のない第三者のアドバイスが受けれるということは大きな意味があるんだな と改めて実感しました。
また、責任の所在がはっきりしている時点で早めに手を打っておくことも重要なのですね。
これから長いお付き合いがスタートするマイホームだからこそ
適切な時期に適切な対処をしていくことが大切ですね!
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